自然界に存在するすべての動植物は元素から成り立っています。栄養学では食物からしか摂取できない必須の元素を「ミネラル」または「無機質」と言います。ビタミンは元素をもとにつくられた物質ですが、ミネラルはそれ自体が元素になります。
ミネラルは人間の体の維持や調整に不可欠で、次の大きな4つの働きに分けられます。
・骨格を形成
・体液の酸度や浸透圧を調整
・酵素の補助因子やホルモンの成分
・神経や筋肉などの機能の維持
普通の生活をしていれば、必要量は満たせます。ただし、女性は鉄が不足しがちです。また、ナトリウム、リンなどは摂取過剰になる傾向があります。
体内で存在する量が多いミネラルとしては、カルシウム、リン、ナトリウム、、カリウム、塩素、硫黄など
微量元素で、体内で存在する量が非常に少ないミネラルは、鉄、ヨウ素、マンガン、マグネシウム、銅、コバルト、亜鉛、セレン、フッ素、モリブデン。
カルシウムはビタミンDと一緒に、鉄はビタミンCと一緒に摂ると、吸収率がアップします。ナトリウムの摂りすぎは骨からのカルシウム排泄にもなり、リンを摂り過ぎると、カルシウムの吸収が阻害されます。ミネラルのバランスを崩さないように摂取することが大事です。
