新薬の特許が切れた後に販売され、同じ有効成分と同等の効果が得られるジェネリック医薬品(後発医薬品)に関する道の道民意識調査で、約65%が「知っている」と答えたものの、処方を依頼したことがある人は約1割にとどまり、普及が進んでいないことが分かった。【鈴木勝一】
調査は昨年7?8月、20歳以上の道民3000人を対象に実施した。回答率は57・4%だった。
ジェネリック医薬品を「知っている」と答えたのは65・5%で、「聞いたことがある」は21・3%。「知らない」の12・7%を大きく上回った。
半数近くが「もっと積極的に処方してほしい」と答えたが、病院や診療所、薬局で説明を受けたことがある人は23・7%にとどまった。処方や使用を医師や薬剤師に「依頼したことがある」は12%だった。
ジェネリック医薬品は、開発期間が先発医薬品に比べて大幅に短いため、安価になるとされている。厚生労働省は、医療費削減などの観点からジェネリック医薬品の使用を促進しているが、医療関係者からは品質や供給体制面での問題を指摘する声もある。道は今後、医師や薬剤師など専門家による検討委員会を設置し、ジェネリック医薬品の普及などについて検討する。
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