全国の保健所などで無料実施しているエイズウイルス(HIV)検査の件数が、7?9月は約3万3000件にとどまり、ピークだった昨年10?12月の3分の2に減ったことが24日、厚生労働省エイズ動向委員会の調査でわかった。
同委員会は「新型インフルエンザの流行で、エイズに関心が向きにくくなっているのでは」と分析している。
検査件数はこれまで年々増加し、四半期ごとのまとめで昨年10?12月は4万9776件に達した。だが、今年に入って減少を続け、7?9月は3万3312件。エイズに関する相談件数も4万3549件で、昨年10?12月より約2万件減少した。
減少の理由としては、新型インフルエンザのほか、公共広告機構によるPRが今年6月末で終了した影響も考えられるという。同委員会委員長の岩本愛吉東京大教授(感染症学)は「深刻な事態。12月1日の世界エイズデーのイベントなどを通じ、検査の重要性を周知したい」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091124-00001138-yom-soci
