厚生労働省は28日、新型インフルエンザの今後の流行に関する試算を発表した。
10月の流行ピーク時には1日当たり約76万人の患者が新たに出て、全国の入院患者は最大時で4万6400人に上る可能性があるとした。試算通りだと、医療機関の業務に支障をきたす恐れがあり、厚労省は同日、流行に備えた医療体制を早急に整備するよう各都道府県に要請した。
試算は海外の流行状況や感染率などから、季節性インフルエンザ感染者の約2倍にあたる国民の平均2割、都市部などでは同3割が発症すると想定。今シーズンの入院率を全患者の1・5?2・5%(38万人?64万人)、インフルエンザ脳症や肺炎など重症者の発生率を同0・15?0・5%(3万8000人?12万8000人)として算出した。
それによると、患者数のピークは流行開始の8週間後になるとし、国内での流行開始(今月10?16日)に当てはめると、10月上旬ごろに来る。入院患者数のピークは患者数のピークから約1週間遅れ、全国の入院患者は4万6400人に達する。国民の3割が感染すると、入院患者は6万9800人に上るという。
死者数の試算はしていないが、米国の想定では入院患者の約30人に1人が死亡するとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090828-00001031-yom-soci
