インフルエンザの感染者が増加し、正式に流行入りしたことが21日、国立感染症研究所(感染研)の調べで分かった。全国約5千カ所の定点医療機関からの報告数が、10日から16日までの1週間で1施設当たり1・69人となり、流行入りの目安である1人を上回った。この週で全国約11万人が感染したと推計される。厚生労働省も21日、「流行シーズンに入った。はやっているのは新型」と発表。手洗い・うがいなどの感染予防の徹底を呼びかけた。
調査が始まった1980年代以降、夏に流行入りしたのは初めて。
感染研によると、定点医療機関から16日までの1週間に報告された患者は7750人。7月に入ってから、6週連続で増加している。
都道府県別では、沖縄県(29・60人)が最も多く、奈良県(2・96人)▽滋賀県(2・48人)▽福島県(2・45人)▽東京都、大阪府(2・14人)?と続き、26都府県で1医療機関当たり1人を超えた。直近5週間に検出されたウイルスは新型が98%と大部分を占める。
季節性では流行入りしてから5?10週間でピークを迎え、1医療機関当たり20?50人にまで感染は広がる。夏場の流行であることや、新型には多くの人が免疫を持っていないことから、今後の流行を予測するのは困難だが、厚労省は「増加するのは間違いない」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090822-00000048-san-soci
