糖質の1g当たりのエネルギー量は脂質の半分ほどですが、脂質に比べて燃焼のスピードが速いという特徴があります。何よりも、脳や神経系に対する唯一のエネルギー源として重要です。すぐにエネルギーを補給したいときにはもちろんですが、寝起きの頭などにカツを入れ、頭の働きをよくするためにも役立ちます。その他、体を構成し、筋肉の運動や体温を維持する栄養素としても欠かせません。
三大栄養素の一日の摂取エネルギーバランスは、タンパク質から15%、脂質から25%、糖質から60%の割合が適正とされています。この糖質の部分を重量に換算すると、一日2000キロカロリー必要な人なら、300gが目安になります。
糖質には、穀類やイモ類、豆類に含まれるでんぷん、砂糖のショ糖、果物に多いブドウ糖、果糖、牛乳の乳糖、アメの麦芽糖などがあります。一般的な供給源としては、でんぷん、ショ糖の2つです。しかし、ショ糖は消化・吸収が速く、血糖を急上昇させ、インシュリン分泌への負担が大きく、また肥満を招きやすいので、出来れば糖質はでんぷんで摂るようにしたほうがいいでしょう。
また、糖質を効率よくエネルギーに変えるには、ビタビンB1が必要となります。玄米や胚芽米などは、でんぷんとともにビタミンB1も豊富に含まれているので、理想的な主食と言えます。
※糖質を摂りすぎると、消費しきれない余分なエネルギーが脂肪になり、肥満を招き、動脈硬化の原因にもなります。逆に糖質が不足すると、バテやすくなり、頭の働きも鈍ったりします。ほどほどに摂ることが大事です。
