札幌市中央区の歯科医院「デンタルライラック」が特定非営利活動法人(NPO法人)と協力して無料で診療している問題で、厚生労働省北海道厚生局は18日、同医院の保険医療機関の指定取り消しに向けた聴聞を7月9日に行う方針を決めた。健康保険法に基づき、院長の保険医登録とともに同月中に取り消す見通し。
聴聞は行政手続法に基づいており、最終的な主張を聴くが、事実誤認などがない限り、処分手続きに入ることが通例になっている。
NPO法人は、年収520万円以下を条件に会員を募集。医院を受診した会員は、隣接するNPO法人の窓口で製薬会社などのアンケートに回答することで「労務料」を受け取り、診療費の自己負担分を支払う仕組みにしていた。医院を経営する医療法人の理事長代行はNPO法人の理事長を兼務している。
健保法74条は、保険医療機関を受診した患者が一部負担金を払うよう規定。厚生局は、これに抵触するとして、指導や監査を続けてきたが、医院は「違法性はなく、弱者救済のために始めた」などとして応じなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090618-00000214-jij-soci
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