新茶の収穫が最盛期を迎えているこの時期は、1年で最もお茶のおいしい季節だ。飲むとなぜか落ち着くお茶。嗜好(しこう)品としてはもちろん、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策やコレステロール吸収など健康面でのメリットが改めて再認識されている。各清涼飲料メーカーも緑茶の効用をキーワードに研究に余念がない。(谷内誠)
◆目覚めの1杯
茶の耕地面積で全国の46%、荒茶(生葉を加工したもの)産出額で42%という日本一の茶どころ・静岡県。その中でも指折りの産地、掛川市で茶業を営む大井富行さん(61)は今、朝4時に起きる毎日だ。
契約農家を回って茶葉を仕入れ、加工、販売と目の回る忙しさの大井さんだが、「目覚めたらまずお茶を1杯飲み、寝るまでに1日に2リットルは飲みますかね。昔から八十八夜の採れたてのお茶を飲むと長生きすると言いますが、周りには元気な人が多いですよ」と笑う。
掛川市は緑茶の効用を科学的に実証する試みを行っている。平成17年に市立病院内に緑茶医療研究センターを開設し、緑茶が健康に与える影響を研究。今年1月からは市周辺の住民を対象にメタボ予防、改善に緑茶が効果を発揮するかどうかの臨床試験を実施している。
30?68歳の男女65人に粉末緑茶入りのカプセルを1日2グラム、3回飲んでもらい、飲まないグループと比較する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090514-00000583-san-soci
