インターネットで販売されている男性機能不全(ED)治療薬の過半数に当たる55.4%が偽造品であることが2日、製薬会社4社の合同調査で分かった。有効成分を含まないものや、不純物が含まれているものもあり、各社はネットでの医薬品購入に注意を呼び掛けている。
調査を行ったのは、ED治療薬「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」を製造・販売するファイザーなど4社。2008年12月から09年4月にかけ、日本国内と、日本人による偽造薬販売や購入の報告があるタイ国内で、日本語で開設されている販売サイトを通じて実際に購入した。両国でそれぞれ30サイトから各製剤を1サンプルずつ購入。各社が本物かどうかを調べ、含有成分の分析を行った。
この結果、全体の55.4%が偽造品で、国内購入分は43.6%、タイ国内購入分は67.8%が偽造品だった。品質にはばらつきがあり、有効成分が承認用量を超えるものや、全く含まないもの、他の成分や不純物を含むものが確認された。
東京歯科大市川総合病院の丸茂健泌尿器科教授は「約6割が偽造品であったことは大きな問題。健康被害の可能性もある。相談しづらいからと安易にネットで治療薬を購入せず、まず受診してほしい」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091202-00000178-jij-soci
