深海に生息するサメの肝臓は、大変大きく、体の30%を占めています。この肝臓に含まれる肝油には、スクワレンという物質や、PA, DPA, α-リノレン酸の不飽和脂肪酸やスクラミンなどが含まれています。そしてその肝油の90%を占めているのがスクワレンという油性物質です。
このスクワレンは、深海という高水圧で低酸素、厳寒の劣悪環境で生きるサメの活力源と考えられています。特に、深海ザメのうちでもアイザメの肝油が、良質とされています。
スクワレンは、人間の皮脂の中やオリーブ油などにも存在する油脂で、新陳代謝を促す働きがよく知られています。また、人間の体内で酸欠している部分に酸素を供給したり、汚れた血液を浄化してくれたり(動脈硬化予防、コレステロールの除去)、ガンの原因ともなる活性酸素を除去する役目を果たしてくれます。また各臓器の機能を活性化する効果も期待され、特に肝臓病に対して有効であるとされています。
スクワレンは不安定で酸化しやすいため、健康食品のほとんどはカプセルまたは錠剤の形態をしています。またスクワレンの大きな特徴として、表皮細胞への浸透性、浸潤性に優れていることで、化粧品に保湿成分として配合されています。
