CMなどで、健康の維持増進、病状の改善、滋養強壮、痩身、などの様々な効能効果が強調される表現が氾濫しています。
2004年の「健康食品に係る制度のあり方に関する検討会」では、曖昧な表示や誇大広告も増えているとされ、こうした情報提供の歪みを是正し、食品の機能を十分に理解できるような信頼できる正確な情報提供が求められるという方向性が示されています。
また、表示のための科学的根拠のレベルが高すぎることについても「条件付き特定保健用食品」の制度が示されました。厳格な科学的証拠がある場合にしか表示ができないことも、曖昧な表示が氾濫する一因であるとされ、食品の機能に関する表示の信頼性が高まっていくことによって、国民の健康づくりに寄与されることが期待されるという方向性が示されたのです。
さらに、食育の観点から、食品の機能や用法に関するデータベースが活用されるべきであるとされ、厚生労働科学研究費補助金によって国立健康・栄養研究所が健康食品に関するデータベースを公開している。健康食品に関するデータベースを作り、国民に広く普及させるという意見に基づいて、消費者の立場に立った科学的な根拠のある情報の公開がなされているようです。
※2006年、OTOで「消費者にとってより判り易いサプリメントに係る情報提供の推進」として、国立健康・栄養研究所のデータベースの紙媒体等への情報提供手段を整備することが決定されています。
