憩いの階段、上って元気・・さすが!
節電をきっかけに、エレベーターやエスカレーターに代わって存在感を増した階段。省エネや健康増進に加え、最近では階段という空間を楽しむ人たちが増えている。
この秋に開業15年を迎えるJR京都駅ビルの名物が、4階から11階まで一直線に続く高低差約30メートル、幅約25メートルの大階段。上部は吹き抜けになっており、天気のよい日は思い思いに腰かけて語らうカップルや親子連れでにぎわう。
滋賀県草津市の女性(62)は月に2?3度訪れる。エスカレーターで11階まで上がり、階段を下りながら適当な所で腰を下ろして眼下の光景を眺める。パートや家事で忙しい日々だが、「ここに来ると、縮こまった心身がほぐれる気がするんです」と話す。
毎年2月に開かれる「大階段駈(か)け上がり大会」は、今や冬の名物行事だ。女性や45歳以上の人を含めた4人1組でタイムを競う。家族や友人、同僚らとチームを作り、毎年参加する人も多い。主催する地元放送局「KBS京都」事業部の佐合真さんは「大階段でレースをする非日常的な面白さがあるのでは」。
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