エコナ、6年前から「危険性」指摘
国から特定保健用食品(特保)の表示許可を受けながら、発がん性が懸念される成分が検出された花王の人気食用油「エコナ」シリーズ。6年前にも同シリーズのマヨネーズに含まれる別の成分に、がんを促進させる可能性があると指摘され、現在、食品安全委員会が調査中だ。その結論も出ていない段階で、新たなリスクが明らかになった。花王や国はこうした状況を消費者に伝えておらず、消費者団体などは適切な情報提供や迅速な対応を求めている。(今泉有美子)
■欧州で議論に
エコナは「体に脂肪がつきにくい」ことをうたい厚生労働省から特保の“お墨付き”を得て、平成11年に発売された。缶詰やペットフードなど59商品あり、年間約200億円を売り上げるヒット商品に成長した。
今回、問題になっているのはエコナに含まれる成分「グリシドール脂肪酸エステル(エステル)」。油のにおいを抜く過程で出る不純物で、海外では乳幼児用粉ミルクなどにも含まれている。
今年3月、ドイツの研究機関が体内で分解されると、発がん性物質の「グリシドール」になる危険性があると指摘し、欧州で波紋が広がっている。
厚労省はエコナにもエステルが含まれている可能性があるため、花王に調査を指示。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091011-00000576-san-soci
