クローン流通「当面は認めず」農水省が方針
農林水産省は26日、食品としての安全性を認める答申があったクローン牛の肉などについて「まだ多くの人が否定的で、消費者の理解が得られない」などとして、当面、流通を認めない方針を示した。ただ、クローン研究開発を推進する立場から、国民に対する理解促進策を打ち出した。
体の細胞から遺伝子をコピーして生産される体細胞クローンの牛・豚について農水省は、流通の是非が議論になっていることから、出荷自粛要請を行ってきた。しかし、内閣府の食品安全委員会は25日、「安全」と認める答申を行った。
これを受け、農水省は「クローン食品は安全」とする認識を示し、今後、一般に対する説明会を行うほか、飼育機関の試食会を認める方針などを示した。ただ、流通については消費者の理解が得られないことを理由に認めず、出荷自粛要請を継続する方針を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090626-00000645-san-bus_all
