トクホの審査は、医薬品なみに厳しいものです。どの成分が、どのようなメカニズムで効果的なのか、治験を繰り返す必要があります。それだけ、「トクホ」の商品は信頼が厚いともいえます。
しかし、抗酸化食品やイチョウ葉エキス、プロポリスなど、メカニズムが確立していなくても、科学的に効果が確認されている健康食品もあります。このような食品が存在するため、2004年6月、厚生労働省は「条件付トクホ」の検討を始めました。そして12月に「特定保健用食品」ほどの科学的な根拠を満たしていなくても、一定の効果がある食品に「条件付き特定保健用食品」という新表示を認めることを決め、2005年2月より施行しました。
現行制度は審査基準が厳しいため、基準を満たさないあいまいな表示の健康食品が氾濫し、厚労省が消費者への適切な情報提供を検討していました。この改正作業で、条件付き特定保健用食品が新設されたほか、栄養機能食品は何が栄養素かを表示することとし、「ダイエット食品」など関係のない表示を禁じられました。
条件付トクホの表示例:
「○○を含んでおり、根拠は必ずしも確立されていませんが、△△に適している可能性がある食品です。」
